育てる

 今秋から佐賀県で20年ぶりのいちごの新品種が発売されている。その名も『いちごさん』。色が外も中も鮮やかな赤色で一粒も従前のさがほのかより大きい。1パック1,530円だそう。高級いちごだ。高級は高級の理由がある。その取り扱いが非常に繊細さが要求される。いちごを摘むタイミングは夜中の冷えた時間、また手も荒らしてはならない。荒れた手で摘むといちごが傷つくとのこと。手間隙と神経を使っているのだ。特に新品種の為、ベテランの苺農家でさえ、たいへんな神経を使っているのだそう。私たちの町の苺農家さんたちも栽培して出荷なさっている。その『いちごさん』は全国に飛び立っている。

 苺もいきもの。生きているものを育てるには愛情が欠かせない。神経を使っていろんな配慮をしながら育てている。子育てに似ているなと思う。忙しく配慮が十分でないときも多々あるが、大事に思う気持ちに偽りはない。親の不完全さを許してくれたらと思う。