同和問題

 先月、同和問題の研修講座に参加しました。

 

 同和問題とは何ですか?

 

 日本固有の人権問題で、能力や人柄には関係なく、同和地区あるいは被差別部落などとよばれる特定の地域の出身であることや、そこに住んでいることを理由に、結婚を反対されたり、就職や日常生活の上で、さまざまな差別を受けるという深刻な人権侵害であり、出身を理由にした、いわれのない差別です。〈当日のテキストから抜粋〉

 

 平成28年12月16日 「部落差別解消推進法」が施行された。

 

 この法律ができたということは今まで上記のような背景があったため。

 

 生まれ育った環境によりこの種の差別にピンとこない人もいるし、理性でこの種の差別がまさしくいわれのない差別だとわかる人もいる。実際、人が今存在しているのは人類始まって以来、延々と切れることのない先祖がいたから。その先祖がある特定の時期に被差別部落と呼ばれる地域に住んでいたからとて、また自分が現に住んでいるからとて差別(侮蔑)されてよいわけがない。通常の家系なら栄枯盛衰があって当然。他人事ではない。人の価値は生まれた環境に係わらず、その思いと行いによって量られるべきではないか

 

 人はどういう気持ちで人と付き合っていったらよいのだろうか。人がよるべき心はどこにおいたら良いのだろうか。よく考えてみる価値があると思う。

 

 出身差別の他にも、世の中にはたくさんの種類の差別がある。「人種差別」、「文明差別」、「収入差別」、「職業差別」、「容姿差別」、「男女差別」、「学歴差別」、「体力・能力差別」等々。人柄、家柄、地域柄、お国柄がそれぞれある。ただ、そこに無理に優劣や正誤を付けてはいないだろうか。また侮蔑していないだろうか。自分や自分達が優越感や正当性をもちたいために。

 

追記:平成28年6月3日 「ヘイトスピーチ解消法」も公布同日施行された。